「住」という漢字は、人に主と書く。
人を中心に、人の想いを家(宅)を通して叶えるのが、住宅産業のはじまりでした。
しかしながら、戦後の経済合理主義は、
いつの間にか人の想いを端に追いやり、
いまは住宅が人に合わせて暮らすことが常識となっています。
人生でいちばん高い買い物といわれる、住まい。
私たちは、その金額に見合う価値を届けているだろうか。
一生涯を賭けるに値するものとして、
この仕事に喜びと誇りを感じているだろうか。
住まいとは何か、住まいをつくるとはどういうことか。
私たちは、住まいの本分に立ち返り、
それだけではなく日々世界中で生まれ、
アップデートされているアイデアやテクノロジーを取り入れながら、
錆びついた住宅産業の常識や固定概念を打ち破り、
これからの時代と社会にふさわしい新しいロジックを打ち立てたいと考えています。